「お…にんぎょう…さん…みた…い」
静かに溢れる涙
出た声は既に枯れていた
……柊
本当に死んじゃったんだね
…昨日、何を言おうとしていたの?
聞きたかった言葉。
言いたかった言葉。
ずっと隣にいると思ってた
隣で笑ってくれると思ってた
それは…恋だったのかな?
…そうだとしたら
もう恋なんて出来ないね
柊以外にそんな人、現れっこないもん…
でも泣いてちゃいけない
だって、きっと柊はきっと悲しむ
だから私、笑って生きる
だけど、どうかお願い…
今はただ涙が止まらないの
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…