「はい 優哉。花音から」

「えっ マジで!!ありがとー。中身なんだろー…。
…あっ!これ
オレの好きなミルクチョコレート!
オレ達 メッチャ気があう♪」

「よかったじゃん!!」





―――それから私は時々
花音から優哉宛ての手紙やチョコを
受け取り、渡すようになった。

  



そして今日もまた
手紙と“ミルクチョコレート”を渡す―――