そっか、と呟いた彼。 「俺の勝手な願望でいうと何処にもいかないでほしいかな。 乙葉と過ごす”トキ”が一番幸せな時間だから、一分、一秒でも一緒にいたい」 心に響く素敵な言葉をくれる。 いつだって、鈴使は優しくて清く、真っ直ぐな言葉を発する。 「……っ…私もっっ 」 鈴使の傍にいる時間が一番幸せだよ_… そういうと、私の好きな柔らかい笑みを向けてくれる。