「あれですよ、あれ。
言いたいけど、言えない。
王様の耳はロバの耳ってやつ」
「王様、此処に居るじゃん」
と忍が笑う。
「そうですね」
と言った真人はおもむろに莉王の耳をつまみ、
「王様ーっ。
王様、聞いてくださいーっ」
と叫び出す。
「うるさいっ。
そして、それ、王様本人に言ってどうすんのよっ」
「王様ーっ。
卯崎允は人殺しですっ」
「わかったわかった」
「あいつが清香さんを殺したんですよ。
なのに、王様は、なんであいつと結婚するんですかーっ」
「しーなーいって!」
言いたいけど、言えない。
王様の耳はロバの耳ってやつ」
「王様、此処に居るじゃん」
と忍が笑う。
「そうですね」
と言った真人はおもむろに莉王の耳をつまみ、
「王様ーっ。
王様、聞いてくださいーっ」
と叫び出す。
「うるさいっ。
そして、それ、王様本人に言ってどうすんのよっ」
「王様ーっ。
卯崎允は人殺しですっ」
「わかったわかった」
「あいつが清香さんを殺したんですよ。
なのに、王様は、なんであいつと結婚するんですかーっ」
「しーなーいって!」