「ところで由佳ちゃんって小野寺くんとどこまで行ったの?」


突然自分に話が振られ、由佳はハッとする。

「え?」

「だーかーらー、エッチしたの?」


興味津々にそう言う華代に、由佳は思わずむせ込んでしまった。
華代は可愛らしい顔して、たまにとんでもない発言をする。


「別に、何もしてないよ…。」


由佳が目を逸らしながらそう呟くと、奈津子が尋ねる。


「でもキスぐらいはしたりするんでしょ?」


奈津子の言葉に由佳が首を横に振ると、奈津子と華代は信じられないというような顔をした。


「じゃああんた達、2人で一緒に居てどういう事すんの?」


奈津子が由佳に尋ねる。