ゴールデンウィーク中、両親が知らないうちに旅行に行ってしまったため、独りになった私は家に引きこもり、ゲーム三昧の日々を送った。 止める人が誰も居なかったせいか、不規則な生活を送った私はゴールデンウィーク明け、眠い中、学校へ向かった。 それでも私はいい方だった。 「…おはよぉ…」 「おはよ。エリ、隈すごい」 エリは目の下が真っ黒になっていた。