二つ目は吹奏楽部のこと。


私は三年生のとき、部活に入れるようになったので吹奏楽部に入った。


同じ学年の子も多くいた。


私は先生からチューバを任された。


チューバは五年生の男子の先輩ただ一人だった。

先輩は余り喋らない人だった。


私はドレミの指使いや曲の練習をしていたとき、どうしても初心者だから分からないことが出てくる。


他の皆は同じ楽器の子や先輩に聞けていた。


私も何度か勇気を出して先輩に聞いてみたことがあった。