けれど、その時は必ずやって来る。
「あれ、もうすぐでココ出なきゃじゃない?」
1人の女子の声に次々に反応するみんな。
「えーっ。ちょっと早すぎない?」
「もう2時間たったんだねぇ……」
不満そうな声が宙を埋めていく中、1人の男子がその空気を壊した。
「この後、公園とか行ってなんかしよーぜ!」
私が、それを聞いて反応するよりも早く。
「おーっ! いいねそれ!」
「やった! そうこなくちゃね!」
打てば、響くような返答の嵐が、その場を埋めていくーー。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…