遊びに夢中で気が付かなかった。
こんなに近くに人間がいたなんて。。


「ス、スラッグーン!たーすけてぇぇぇ!!」

遥か上空でマルオ君の声がした。


「マ、マルオくんっ!」

マルオ君は人間に捕まっていた。
しかも、冷酷非情の子供。
今は例の完全防御体制をとっているが、相手は人間、そう長くはもたない。
僕が助けなきゃ。


「うおぉぉぉおおおおおおお!!!」


スラッグンは自分の命もかえりみず、その史上最強の殺虫兵器に挑んだ。