昨日の今日だからちょっと緊張したけど…


アユはあたしが声をかけるとすぐに振り向いた。



……どき。



だけど一瞬目を合わせるとすぐに


フイッ


そらされてしまって……



「えっ、ちょっと…アユ…?」



そのまま自分の机に着くと、ドンッとカバンをおろした。



え…シカト……

ってひどくない?



「ねぇアユあのさ…昨日は……」



それでもめげずに話しかける。


でもやっぱりこちらを向いてはくれなくて…



「……なんだよ?」



返ってきたのは冷たい一言だった。