今回は。か、、、




やっぱり、いろんな女の子を連れてきてるんだろうな。


そりゃそうだよね。

立花さんみたいな素敵な人、女の子の方がほっとかないよね。



そう自分の中で考えると、チクっと胸が痛む気がした。



なんだろ。この痛み。


おかしいな。






「やべ。俺そろそろ戻んないと。来てくれてさんきゅーな。じゃあ、ごゆっくり。」


そう言ってケンさんは厨房の方へ戻っていく。




「あの人は、俺とか、この間の合コンんときの奴らの大学の先輩なんだ。」


「そうなんですね。」


「で、この店のオーナー。」


「えっ、オーナーさんなんですか?」


「うん。大学出たあとイタリアに単身修行に行って、5年くらい前にこの店オープンさせたんだ。」


「すごいですね。」