あっ、、しまった、、 そう思ったときには遅くて、、 「本当?じゃあ、俺とご飯行ってくれる?」 そう言う立花さんの声は、さっきまでよりどことなく上ずって聞こえた。 「あっ、はい。」 ここまできたら、断るなんてできないあたしなのだった。 「じゃあ、時間とか場所とか、また連絡するね。」 「はい。わかりました。」 あたしがそう言うと、じゃあまたねと言って、立花さんは電話を切ってしまった。