次の日。
今日もお昼はベーカリーで、優華と美奈と食べている。
「さて、ゆら！あたしにも聞かせてね？」
美奈は、昨日二次会も行ったから、あたしとは話せずじまいだった。
「聞かせるもなにも、そんなに大した話はないよ。」
あたしがそう言うと、
「何言ってるの？一次会の途中で立花さんと居なくなってるし、二次会行く前立花さんがゆらのこと追いかけてったし、大したことだらけでしょ！」
「ああ、うん。まあ、、」
いつもほわんとした雰囲気の美奈がこんな真剣な顔をすると、優華よりも怖いかもと思ってしまう。
あたしは美奈に、優華に話したことを全く同じように話した。
