毎日、俺は夢の中で会う、その女の子のことばかり考えていた。



そんな中、俺は医者が言うに、驚異的な回復ってやつをして、リハビリに通うようになった。



仕事にも早く復帰しなきゃならないし、少しでも早く退院できるように、そう思って毎日リハビリに励んだ。





そして、、出会ったんだ。


、、香織に。




毎日のように、リハビリで顔を合わせていた。



第一印象は、綺麗な女。


それだけだった。



何度か会った頃に、香織から声をかけてきて、お互い同じ時期に事故に遭ったということもあり、年も近いし、何かと意気投合した。




リハビリの後、中庭でコーヒー飲んだり、お互いの病室でくつろいだり、たくさん話をした。



香織とは本当に気が合って、一緒にいてとても楽しかった。




俺は、、いつの間にか、香織に惹かれていた。



好きかと聞かれると、まだはっきりとは言えないが、、


香織のことが気になっているのは、事実だった。




香織は、かすみ草が好きだと言った。



それを聞いて、俺はますます、香織のことが気になるようになった。



あの夢、、


あのかすみ草畑にいる親子の夢、、



もしかして、、香織だったのか?