愁さんは、なぜか嬉しそうな顔をしていた。 「俺はあいつらに二次会連れてかれるから送れないけど、2人とも気をつけて帰ってね。」 そう言い残すと、 「じゃあ、また。」 そう言って愁さんは走って戻って行った。 「ちょっとー!何なのよこれはー!」 一部始終を見守っていた優華に、このあとすごい勢いで事情聴取されたことは言うまでもない。