「ゆらはずっと起きてた?」
「うん。」
「暇だったろ?ごめんな。」
「全然大丈夫だよ!朝早すぎたもんね。仕事で疲れてるのに、ごめんね?もう少し遅いのにすればよかったね。」
あたしがそう言うと、愁くんはあたしのおでこをコツンと叩く。
「謝るの禁止。俺も楽しみにしてたんだから。」
嬉しい!!
愁くんも楽しみにしてくれてたんだ!!
あたしばっかりうかれてると思ってた。
愁くんは優しいから、あたしのしたいようにって合わせてくれてると思ってた。
「ごめんね、ありがとう。」
「あ〜また謝った。」
「えっ、あっ、そっか、ごめん。」
「あ、また。罰として、おはようのチューは?」
愁くんはいたずらっこの目をしてる。
いじわる愁くんだ〜!!