愁くんの寝顔をチラチラ見ながら、窓の外の景色を眺める。



天気は快晴で気持ちいい秋晴れ。


晴れてよかった〜!!

雨だったら着物で行動するの大変だもんね。





「ん、、ゆら、、」


愁くんが起きたのかと思って見ると、変わらずすやすや眠っている。



えぇぇ〜??

寝言?いまの寝言だったの??


愁くんが寝言でもあたしの名前を呼んでくれて、あたしは嬉しくて照れてしまう。


あたしの夢見ててくれたりするのかな?

ふふふ、、





愁くんはずっとぐっすり寝てて、あと20分くらいで京都って頃に起きた。



「、、ゆら〜」


「起きた?」


「ん。俺どんだけ寝てた?」


「2時間くらいかな?あと20分くらいで着くみたいだよ〜!」



寝起きの愁くんも、これまたかわいい。


まだ目がしっかり開かなくて、眩しそうな顔をして目をこする。