ーーーー‥次の朝






「よっ!美星!」






「お、おはよう…」






昨日のことを言うのが、可哀想で可哀想で…しどろもどろになってしまう。






「浮かない顔だな。大丈夫か?」






「ああ!全然!






あ〜あの〜そういえばさ、前に、拓海は私の親友の結月が好きだって言ってたじゃん?






もし、結月に好きな人が居たら〜とか考えたこと…ないの…?」






私の言葉に、拓海は驚いたような表現になった。






「ああ。知ってるよ。






あいつの好きな奴、降旗先輩?とかいう奴だろ?」






「え?なんで知ってるの?






…あ。」






自分が、結月に好きな人が居るってことを知ってたことをバラしてしまった。