もう少しのしんぼうだ 「ゲホゲホ、ゴホッ ウッックゴホッ」 「大丈夫じゃないでしょ、それ」 といってその男の子はアタシをひょいっとおんぶした なんとか意識を保ち、保健室に着いた 先生はまだ寝てなさいって言ったけど、アタシは生哉君にばれたくなくてすごく無理して教室に戻った 「ッ!ケホッ、ゴホッ」 咳が止まらない 頭もガンガン 最悪だ