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ーーー。


「はああ〜。
何で言わないかな!!

もう!お礼も言えなかったじゃん。」


こんな一生懸命作ったもの、
あんな何も言わないで、
ご迷惑だとか言うなよな。


おかげで、
すげー喉に感情が詰まるよ。


なんで、あんな乱暴に、
受け取ってしまったのだろう。


僕は、投げつけた長い紙を
巻き直した。


そっか。
僕がこの世にいることが
嬉しいって
書いてあるのか。


何だよ。
今までもらったプレゼントの中で
ダントツ一番嬉しいじゃないか。


僕は、
眼鏡入れに、
眼鏡を入れた。