ん~とっ、あ!あった!

土谷…優?

あと、1人が磯野…?

漢字難しくて名前読めない…。

どっちが背高い人なんだろ。

よし!戻って聞いてみよっ♪

―――――――――――――――

「せんぱ~い!
名前どっちですか!?」

「どっちだと思う?」

「わかんないから聞いてるんじゃないですか。
先輩ってSですか。」

美憂は頬を膨らませた。

「ごめんごめん、わかったよ。
ヒントあげるよ。」

「本当!☆*。」

美憂は目をキラキラさせて言った。

「名前は5文字。」

「それって、ひらがなで?漢字で?」

「ひらがな」

「ってことはー、土谷 優?」

「ぴんぽーん♪」

「じゃぁつっちーって呼ぼ☆」

「別にいいけど、どこからそのあだ名来たの?笑」

つっちーは少し笑いながら美憂に聞いた。

「え?土谷だからつっちー笑
てか、タメ口でいいですか?
私、敬語使うの苦手で…。」

「別にいいよ~
あ、ちなみにこっちの小さいのは蝶々でいいからね☆」

「何で蝶々何ですか?」

「なんか、1年時からのあだ名☆」

「あ、そうなんですか笑」

美憂は少し笑いながら言った。

小さいって言っちゃうんだ笑
蝶々って人可哀想 笑

そう思ってたら蝶々が口を出した。

「おい、つっちー小さい言うのやめろよ」

「え~だって小さいじゃん☆
この子にも背負けてるよ?」

「うるせー!」

そう言って蝶々は拗ねてしまった。

蝶々可愛い 笑
そういえば、蝶々にもつっちーって呼ばれてるんだな~。
てゆーか、名前!
ウチの名前言ってないやっ

「つっちー!
ウチの名前、佐倉 美憂ね!」

「りょうか~い」

あれ、絶対流したな。
まあ、いっか。