「どうだったの?早倉君」

「凄く優しかったし楽しかった」

友子は、嬉しそうに話していた。

「そっか。よかったね」

「もっと仲良くなりたいなって思った。」

照れながら話す友子は、可愛なと思った。

「これから沢山話していけばいいんじゃない」

「うん。そうだよね…頑張ってみる」

友子は、女の私から見ても可愛い。

早倉君が好きになるのも分かる。

放課後になり私は帰る準備をしていた。

「梨央」

扉の所で蒼が手を振っている。

隣には早倉君がいる。

私は、友子の方を見ると友子も気づいたみたいだ。

早倉君に手を振っている。