「ごめんね。梨央…これから女子達に目つけられるかも」

友子は申し訳なさそうに言った。

「いいよ。慣れてるし…友子が居てくれればいいから」

「梨央」

ガバっと友子に抱きつかれた。

「はいはい。後で早倉君のこと聞かせてね」

「うん」

私は、自分の席に着いた。

女子達に睨まれるなんて慣れてるし怖いとも思わない。

休み時間になり私は、友子の席に行った。