まだ居たいってそりゃ私も居たいけど…

「ダメ。私高3だよ。受験生だし…受験生じゃなくてもサボったらダメだからね」

「はーい」

納得してるようなしてないような…

「先輩に迷惑かけたくないから我慢します」

神楽君は、笑顔で言ってくれた。

「でもお昼は、一緒に食べよ」

「はい」

カバっと私は、また抱きつかれた。

神楽君スキンシップ多いな。

私は、神楽君に手を振って自分のクラスに戻った。

「梨央来た」

「あ、友子おはよう」

私は、友子に挨拶をして自分の席に着いた。