梨央と別れるなんて俺には、出来ない。

でも梨央最近辛そうな顔してる。

俺が梨央を笑顔にしたいけど無理なのかも知れない。

これ以上梨央を俺に繋ぎとめたままにしたらダメなのかも知れない。

俺は、リオを呼び出した。

「陽翔がどうしたの?」

「梨央別れよう」

「え、ど…うして」

梨央は、戸惑った顔してる。

「梨央神楽蒼のこと好きなんだろ」

「そ、そんなこと」

あきらかに動揺してる。

「もう自分に嘘つくな。好きなら好きって言えよ」

「陽翔ごめんね…私」

梨央は、泣いていた。

「泣くなよ…俺は、梨央の笑った顔が大好きだ」

「陽翔ありがとう」

俺は、梨央を抱きしめた。

「梨央幸せになれ」

俺は、梨央を見送った後その場に座りこんだ。

梨央愛してる。ありがとう…さようなら