◇◇◇◇
ピンポーン

「んー…あっつーい…」

暑さで目を覚ました。

「日向!起きなさい!大翔くん来たわよ!」

「ふぁっ!?」

ベッドから飛び起きた。

「お邪魔しまーす…って、日向ちゃん寝起き!?」

「う、うーん見つかった…」

「お腹痛えーー」

ひいくんは笑うだけ笑ってから、お母さんに向き直った。

「おばさん、これからお世話になります!お手伝いもします!」

「あらあ、助かるわ。日向、こんなんだから。大翔くんよろしくね?」

「もちろんっ」

「し、失礼な…!」