「圭………好きだよ……」
甘く囁く美和の声も、俺には届かなかった。
絡んだ指。
それを、解いてはくれなかった。
俺も、解こうとはしなかった…………。
甘く囁く美和の声も、俺には届かなかった。
絡んだ指。
それを、解いてはくれなかった。
俺も、解こうとはしなかった…………。