「だってぇ〜日向って子、邪魔なんだもん」











妖艶な笑みで、そう答える美和。










「は？日向が邪魔？」









「前から言ってるじゃ〜んっ、美和は圭が好きってぇ」










この女には、呆れた。











「でも…圭、大丈夫？日向って子、病気なんでしょぉ？」










「お前には…関係ない」









そう言ったけど、涙がこぼれた。









「圭…美和が話聞いてあげるよ？」









妖艶な笑みから一転して、心配そうな顔に変わった。