入学から、1ヶ月が経った。
今はまさに、体育祭の準備一色。
◇◇◇◇
「えー、5月には、体育祭があります。
そこで、実行委員を男女1人ずつ、決めたいと思います。」
「……」
立候補の手は上がらない。
「じゃあ、瀬戸。お前、やってくれないか?」
担任が私の名前をあげた。
どうしよう…
「…はい。やります。」
気づけば私は、返事をしてしまっていた。
◇◇◇◇
…実行委員。
校舎を走る。
目が回るほどの仕事量。
「日向ちゃんっ。衣装の色、これでいい?」
「瀬戸ー!」
「瀬戸!!」
「日向ちゃんー!」
「日向!」
それぞれで呼ばれる私の名前。
本当に目が回りそうだ。
「はい!」
毎回私は返事をして、走る。
この準備だけで、私の足はたくましくなった気がする。
今はまさに、体育祭の準備一色。
◇◇◇◇
「えー、5月には、体育祭があります。
そこで、実行委員を男女1人ずつ、決めたいと思います。」
「……」
立候補の手は上がらない。
「じゃあ、瀬戸。お前、やってくれないか?」
担任が私の名前をあげた。
どうしよう…
「…はい。やります。」
気づけば私は、返事をしてしまっていた。
◇◇◇◇
…実行委員。
校舎を走る。
目が回るほどの仕事量。
「日向ちゃんっ。衣装の色、これでいい?」
「瀬戸ー!」
「瀬戸!!」
「日向ちゃんー!」
「日向!」
それぞれで呼ばれる私の名前。
本当に目が回りそうだ。
「はい!」
毎回私は返事をして、走る。
この準備だけで、私の足はたくましくなった気がする。