あの2人の先生として病院に通い始めてもう3週間ほどが経った。 2人とも結構勉強追いついてきていた。 そんなある日、私は朝遅刻しそうになっていた。 あ、学校じゃなくて病院にね。 もちろん今日は平日。 周りは学校に向かってる。 「希ー。学校遅刻するわよー。」 「はーい。」 ま、行かないけどね。 「行ってきまーす!」 ヤバい。 郁哉に絶対怒られる。 そんなこと考えながら家を飛び出した。 「あ……。」