いつも郁哉と話していたこの時間。


いろいろなことを考えながらぼんやり歩く。


『 簡単に別の彼女つくるような奴と付き合ったって幸せになんてなれねーよ。』


あの冷たい目つき。

顔。



うるさいっ!

ずっと病院で過ごしてる郁哉なんかにわかるわけないんだ………。



どんなにヒドいこと言われても……ほかに好きな人が出来たとしても……好きなんだ。


それにきっとまた……好きって言ってくれる。