ふと意識が戻ると、体中に点滴があった。自分で食べられないからこうして栄養を補給した。

増えたホルモン剤は、違うものになっていた。それは薬の効き目が強いもの。

初めて処方した薬は、吐気だけですんだが、この薬はもっと凄まじいものだっだ。

吐くだけではなく、体毛や髪の毛が徐々に抜けていき寝込みざるを得なかった。

もう、私の体はぼろぼろになった。疲れ果て衰弱していた。