あの本音を希美と空にぶつけてから3日がたった。昼休みの時間が終わり、次の授業のため移動をしていた。

前を見る先に人だかりがあった。興味が湧いてちらっと覗くとそこには見覚えのある長身の人がいた。

背の小さい私は上を見上げてみた。そしたら目があってしまった。

_________!?


「れ、れん。。。」

思わず口にしてしまった。あまりにビックリしたため、目を大きく見開いてじーっと見つめていた。

「蘭。。。」

そう一言いうなり、目を逸らして私の真横を通り過ぎていった。