愛がそういって
指差したのは
樹姫のいる森だった。

「よし、行こう。」
「やった。幸樹大好き!」

これが俺の大きな
間違いだったんだ。

まさかあんなことに
なるなんて。

ごめんな愛。


ごめんな樹姫。