「飛鳥っ、やめろって!直輝も!暴力はダメなんだぞ!」
家族以外で唯一俺らのことを名前で呼ぶ赤松。
「あ?うっせぇな。向こう行けっつってんだろ。」
「そうだよ、赤松にはまだ喧嘩見学は早いからねぇ。」
のんきにそういう柊。
「柊、テメェ…潰す。」
「うーわー!飛鳥、ダメだって!直輝は身体弱いんだから!直輝も!喧嘩売らないの!」
真面目に焦ってる赤松を見てると喧嘩する気も失せる。
「ちっ、しょうがねぇなぁ……」
俺がそう言うと赤松は安心したように微笑む。
本当、いいやつだよな。チャラいけど。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…