【相川 日菜side】




「ん……」




目を開けたら真っ白な天井に、シャンデレラ。




って、ん?シャンデレラ……?



え、こんな現実味のない電気があるところなんて……ここどこ?





ゆっくり起き上がると、そこは黒で統一された部屋でテレビやソファーもあり、私の家のリビングより何倍も広い。





そして、




「なにこのベッド……フカフカ…」



すごく大きなフカフカなベッド。



てか、本当ここどこ?まさか私拉致されたとか?



怖くてシクシクと泣いてると部屋に誰かが入ってきた。





「あれ、お目覚めのようですね。」




知らない男の人で怖く感じる。




「あれ、泣いてるんですか?そっか、ここどこかわかりませんもんね。」