しばらくすると秋野くんは起きた。 「ん……って、またおまえか……」 呆れたように私を見る秋野くん。 「うん、ここに香織ちゃ……あれ?」 なぜか隣には香織ちゃんはいなく、キョロキョロと探してると近くの木の裏に隠れていた。 ちょうど秋野くんとは視界になる場所だ。 そしてメールが入ってくる。 『秋野くんの日菜の接し方を見たいからちょっと隠れて見とくね。』 香織ちゃんの目的はわからないが、別にいいか。