お昼休み。



「香織ちゃん!秋野くんのとこ行ってくるね!」




朝からずっと姿を現さない秋野くんはきっと中庭で寝ているだろう。




「うん、いいけどさ、私も行っていい?」



香織ちゃんにそう聞かれ全力で頷く。




「うんっ、一緒に秋野くんを拝みに行こう!」




香織ちゃんと一緒に中庭に行くと、そこには秋野くんが眠っていた。




「ふーん…やっぱ顔だけはイケメンなのね。」




秋野くんの寝顔を見ながら香織ちゃんはつぶやく。