「日菜…俺さ、そのうち子供できたらそいつを幸せに育ててやりたい。

なにも不自由なく、とかじゃなくて愛情に飢えないように育ててやりたい。」




秋野くん……




「そんなの、あたりまえじゃん!私たちの子供なんだから。」




にこりと笑うと秋野くんはふっと笑った。




「本当、おまえ好きだわ。」




秋野くんはそう言ってにこりと微笑む。