「まだ、痛いか?」 秋野くんは優しく私の足に触れる。 「ん……大丈夫だよ…」 ツゥーと私の足首をなぞられて肩がぴくりとしてしまう。 「大丈夫ならよかったけど。無理はすんなよ?」 秋野くんはそう言って窓を開けた。 「そろそろだろ。花火。」 秋野くんはそう言って私の隣の空いてる場所へ座る。 花火……! 「ここから見えるの?」