そして、夜6時になると家のチャイムが鳴った。 「あっ!来た!」 ルンルン気分で玄関を開けるとそこには秋野くんがいた。 「秋野くんっ!」 ギューっと抱きつくと秋野くんは苦笑しながら背中をポンポンとしてくれた後、突然固まった。 え、どうしたの? 秋野くんの視線の先を辿るとそこにはお母さんがいた。 急いで秋野くんから離れる。