「急にキスとかしてごめん。」




肩で息をしてる私を見て秋野くんは苦笑しながらそういう。



「びっくりしたよ、もー。」



笑って返すと秋野くんは照れたように頬をかいた。




「だっておまえ可愛すぎるから仕方ねぇだろ。」




真顔でそう言われ顔に熱が帯びる。




「っ、バカ…と、とりあえずあそこに行ってみよ?」




「ん、わかったよ。」



秋野くんの手を引っ張って私たちはショッピングモールを見て回ったのだった。