そして、テストが終わり、今日テストが全て帰ってきた。




「あっ、秋野くん、勝負!」



私がそういうと秋野くんはすべての答案用紙を見せてくれる。




そして結果は……



「秋野くん、頭すごくいいじゃん⁉︎」




私の完敗だ。




秋野くんは普通に100点をとってたり、悪くても90点代はとれてる。



何この人。本当に人間?

普段授業聞いてないくせに。




プゥーと頬を膨らませると秋野くんはニヤニヤ笑いながら私の頬の中の空気を押しつぶした。




「じゃ、俺の言うことなんでも聞いてくれるんだよなァ?ひーなちゃん?」