「何考えてんだよ、その顔、超気持ち悪りぃよ。」 ……うん、妄想してたなんて言えねぇ。 「うっせーな、おまえよりはマシ。」 負けじと言い返すと赤松は目を見開く。 「ひどくねぇかそれ!俺かわいそう!ってかこれ理不尽!!」 赤髪で制服着崩してる見た目ヤンキーの男が涙目とかシュールすぎる。 しかもその相手が優等生の俺だなんて。