そして放課後になった。




「相川、帰るぞ。」



「うんっ。」




しばらく歩くと、えっと…表札には柊と書いてあるからきっとあの柊の家に着いた。




秋野くんがインターホンを押すとしばらくしてから綺麗な女の人が出てきた。



「あら、飛鳥くんじゃないの。直輝なら部屋にいるわ。入って入って。」




どうやらこの女の人は柊くんのお母さんらしい。




「あ、はい。お邪魔します。ほら、おまえも来い。」




「う、うんっ」




秋野くんに言われるままについていくと、ひとつの部屋に着いた。