「秋野くん、おかえり。」



私がそう言うと秋野くんは私の頭に手をぽん、とのせた。



さっき私がやった時、嫌がったくせに自分はやるんだ…




ま、そんなことは気にしてないけどね。





「秋野くんってツンデレだったのね。」




香織ちゃんが秋野くんに向かってそう言う。




「は?」




秋野くんは思いっきり香織ちゃんを睨んでいて、香織ちゃんは挑戦的な笑顔を向けていた。