「私だって同じだよ。たまたまあの時秋野くんに助けられたから誤解とかしなかっただけで、 あれが私じゃなかったら一生誤解してたと思う。」 初めて秋野くんと会話を交わした日を思い出す。 変な人たちに絡まれてる私を助けてくれたんだよね。 思い出すとキューと胸が締まる感覚がする。 あの頃は、こうやって付き合えるなんて思ってなかったもんな。 そんなことを考えてると秋野くんが戻ってきた。