「お前らは帰れ。急遽今から加奈子とラブラブタイムだからな。」
佐野さんがそう言うと加奈子さんは顔を青ざめた。
「ま、また⁉︎もう私体力残ってないもん!」
加奈子さんって……天然なのかな。
また、とかさっきまでラブラブしてたってことでしょ?
……顔が赤くなるのがわかる。
それに加奈子さん自身も気づいたのか顔を真っ赤にさせてうずくまっていた。
「それより、相談に乗れよ。せっかくここまで出歩いたんだ。」
「……わーったよ。部屋入れ。」
佐野さんは渋々といった様子で私たちを再び部屋に入れてくれる。
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