「ごめんな、泣いちまって!もう大丈夫だ!」 そう言って柊くんの隣にドカッと腰を下ろす赤松くん。 「……うるせぇのが帰ってきたよ、まったく。」 「は?なんだと、テメェ!」 赤松くんはそう柊くんに食いかかるも、すぐに私に笑顔を向けた。 「俺、いい案思いついちゃったんだ〜!」 とても楽しそうに言う赤松くん。 「なんだよ、言ってみろ。」 「直輝に命令されなくても言うのでご心配なく。」 そう言って赤松くんは口を開いた。