「あのっ、相談に乗ってくれませんかっ!」




すると赤松くんは目に見えて動揺した。




「な、なに?どうかしたの?相談なら乗るけどとりあえず頭上げなって!ね?」



そう言われ頭をあげると柊くんが真面目な視線で私を見つめていた。




「それって…秋野についての相談?」




コクコク頷くと柊くんは私に背を向けた。




「わかった、相談にのるからついてこい。」